立原道造記念館と東京大学







立原 道造(たちはら みちぞう)
1914年(大正3年)7月30日 - 1939年(昭和14年)3月29日)
東京生まれの詩人。建築家。
東京帝国大学工学部卒業。在学中に、3年連続して「辰野賞」を受賞。


以前に、中原中也記念館の事を書いたので
今回は、立原道造記念館について、書こうかなと。

随分前、まだ、20代半ばの頃。2007年の秋に訪れた。
東京大学の脇に建てられている立原道造記念館。

少々、狭い感じだけれど。見応えもあり、充分に楽しめた。
あと、意外と訪れてくる人も、ちらほらと。


なんだかんだで、人気があるんだなと再認識。
個人的に一番好きなのは、有名所だけれど「夢みたものは……」かな。

あとは、24歳という若さで亡くなった立原道造に対して
三好達治の追悼詩も、美しく、悲しく、心に鮮明に残っている。

暮春嘆息 ―立原道造君を憶ふて―

人が 詩人として生涯ををはるためには
君のやうに聡明に 清純に
純潔に生きなければならなかつた
さうして君のやうに また
早く死ななければ!

三好達治